不動産会社が、売り主と専任媒介で契約をしたがる本当の理由は、一般媒介に比べ、成約の手数料を獲得出来る確率が格段に上がるからです。一般媒介の場合、売り主は他の不動産会社にも、買い主を探すように依頼が出来ます。

専任媒介の場合売り主は、他の不動産業者に依頼が出来ません。そのため、専任媒介契約では不動産会社は買い主を探す為に、集中的に広告を出して、 買い主を探す事が出来ます。

つまり、成約の手数料が獲得しやすくなるのです。

両手の手数料も獲得しやすくなる?!

一般媒介契約の場合は、複数の不動産会社が買い主を探すために広告代を出します。多額の広告代を出しても、結局他の不動産会社で成約が決まれば広告代は全て無駄になります。そのため、広告代を出すことや販促に消極的になる恐れがあります。

成約の手数料が獲得しやすくなるから

専任媒介の場合は1社の不動産会社だけに依頼をするので、契約した不動産会社は売却のため一生懸命買い主を探して来てくれます。また、専任媒介の場合、お客様との間で信頼を築くことができれば家の買い替えの時買い物件の依頼が来る事もあります。

売りの時の手数料、新しい家を買う時の手数料、俗に言う両手の手数料もいただくことも出来ます。そのため不動産会社は、極力専任媒介を結ぼうとするのです。逆に一般媒介契約の場合は、片手の手数料だけになりやすい傾向があります。

専任媒介の注意点!!

不動産会社が、専任媒介で契約を取りたがる理由が分かったところで、 専任媒介契約の本当の注意点を今回お伝えします。

例えば、不動産売却の為に、6社の不動産会社に相談・査定をしたとします。本来、不動産会社の査定価格のズレはそこまで大きく生じないはずです。しかし、1社だけやけに高い価格を提示してきたとします。

お客様は、少しでも高く売りたいため高い価格を表示した会社と専任媒介契約をするでしょう。その不動産は高い価格のまま、市場に売りに出します。市場にでますが、不動産は通常の相場より高いので結局売れません。

気づけば価格を下げさせられ、結局時間だけかかり、安く売却するはめになるということがあります。最悪の場合は、金額を下げるだけ下げられて、買い取りさせられたと言う話も稀に聞きます。

専任媒介は不動産が一生懸命お客様のために動いていますが、本当に信頼出来る方か 十分に検討してから、契約を結びましょう。

【不動産売却を考えているなら知っておきたい!専任媒介契約とは?】

一般媒介契約の良い所

今までは、不動産会社が専任媒介契約を結びたがるとお話をしましたが、 一般媒介の良いところもお話しておきます。

色んな不動産業者と契約を結べるのが一般媒介契約のいいところ

一般媒介の良いところはまさしく、色んな不動産会社と契約が出来るところです。専任媒介では1社だけの意見を聞くことになるので、その不動産会社の言いなりになる可能性もあります。

色んな会社の意見も聞けるので、正確な市場の相場なども分かります。また、売却されやすい物件であれば、専任媒介と一般媒介でも売却時期、売却価格もさほど変わりはないかと思います。

【一般媒介契約の疑問について解説します】

まとめ

専任媒介も一般媒介もそれぞれ、良い所・悪い所がありますがどれが正解かはありません。 まず契約よりも、どんな不動産会社なのかみるべきです。

信頼のおける不動産会社であるかを調べ、信頼出来ると踏めば専任媒介を結びましょう。その際は、先程の注意点を意識し契約を結んでください。不動産会社が何故、専任媒介をしたがるのかをしっかり理解し契約することで、不動産売却の失敗もなくなるはずです。