もし、複数のマンション売却をすることになれば何か免許が必要になるのでしょうか。

マンション売却に必要な免許

自分個人で所有しているマンションを仲介業者を経て売却をする場合には、いくら複数であったとしても免許は必要ありません。

これは法人の場合でも同じで、自社で保有しているマンションを単純に売る場合には免許は必要ありません。

また個人の持っている複数のマンションを、親戚などに仲介業者を介さずに直接買い取ってもらう場合も、必要ありません。基本的には、個人のマンション売却のさいには宅建の資格などは必要ないということになります。
所有するマンションを売却するだけなら免許は要らない

しかし、もし自分の所有しているマンションを売却するのではなく、第三者のマンション売却の斡旋をし売却をする場合であれば宅建の免許が必要となります。

第三者のマンション売却を斡旋する業務といえば主に不動産会社になりますが、不動産会社には宅建の免許を取得している人が必要になるのです。そしてまた、建築会社などがマンションを建設しそれを不動産会社を仲介することなく直接自分のところで販売をする場合にも、宅建の免許が必要になります。

もちろん、不動産屋を仲介するのであればこの免許は必要ではありません。

このように宅建の資格を必要とするのは、不特定多数の人に不動産売却を斡旋することを生業としており、この業務を反復する場合に限定しているのです。個人の所有しているものを売却する場合は反復にはらないので、これには当たらないのです。ですので殆どの場合、特別な資格は不要なのです。